脊髄損傷者を応援します!


【脊髄損傷とは】


脊髄損傷とは背骨の中を通っている脊髄(中枢神経線維)が損傷されることで神経が傷つき通わなくなり、運動麻痺と知覚感覚麻痺が起こります。また生命維持に大きくかかわる自律神経系にも障害が出ます。頸髄上部が損傷すると呼吸器官が麻痺をしてしまうので生死にかかわります。

脊髄は頸椎(首)C1〜C8、胸椎(胸)T1〜T12、腰椎(腰)L1〜L5、仙椎(骨盤)S1〜S5からなっています。 

麻痺には完全麻痺と不完全麻痺とがあります。脊髄は一度傷ついてしまうと元にはもどりません。現段階では脊髄損傷が完全に治ることはないと言われています。一般的に完全麻痺の場合は立つ・歩くことができなくなり、ベッド上・車椅子での生活になります。第3頸髄以上の頸髄損傷では横隔膜神経が麻痺することがあり自発呼吸ができなくなり呼吸器が必要になります。また頸髄損傷では、下肢(足)の麻痺だけでなく上肢(手)も麻痺します。

脊髄損傷では膀胱・直腸も麻痺しますので、排尿や排便の排泄障害(神経因性膀胱)も起こります。膀胱炎や便秘を発生しやすく、尿路感染が腎盂腎炎まで進み命にかかわる重篤な症状になることもあります。膀胱結石や尿路結石が発生することもあります。また褥瘡(床ずれ)や関節拘縮のリスクも高くなります。

麻痺部位のとくに骨が出ている部位、仙骨部、座骨、踵部などには褥創(床ずれ)が発生しやすくなります。 

 

現在日本には10万人以上の脊髄損傷者がおり、一瞬の事故や病気により国内だけでも毎年約5,000人以上が脊髄を損傷しています。
受傷者は若年者が多いのですが、近年は高齢者の受傷も増えています。
若年層の受傷原因は交通事故・スポーツ事故・海プール飛び込みなどが多いのですが、高齢者の受傷原因は自宅での転倒・階段からの転落・尻もち・クシャミなど普通の生活をしている中での受傷が多く受傷者数も増えています。

脊髄損傷者 タイへ行く!     

脊髄損傷でも車椅子でもハンディーがあっても
海外旅行ができるのです。
タイ王国での観光やダイビングを楽しんでいます。
どんどん海外へ行きましょう。
あきらめない!

あきらめなければ夢は目標へ変わる
目標は達成できる
頑張り過ぎずに
明るく笑顔で楽しもう

              by TAMANO

【 あきらめなければ回復する 】

一瞬の事故により脊髄を損傷して体が動かなくなってしまい、体の麻痺と排泄障害により本人はもちろん家族も地獄を見ます。
そのまま下を向いて生きていくのか、そのままではなく上を向いて生きていくのかでは、その後の人生が大きく変わってきます。

私は上を向いて前に進んで行く方々を応援します!

あきらめなければ便器に座って排泄ができますし、立ったり歩いたりも夢ではありません。
もちろんそのためにリハビリは必要ですが、目線を受傷前の高さに戻すことはできるのです。

また脊髄損傷者を介護する方へのサポートも行っております。
介護する方が潰れてしまっては前に進むことができなくなってしまいます。
上手に肩の力を抜くことも大切だと思っています。

同じ介護をするのならイヤイヤするのではなく、笑顔で楽しんでいただきたいのです。


 【排泄ケア】

排泄は人間にとっての尊厳であります。
一瞬の事故により毎回の排泄に人の手を借りないと行えなくなった脊髄損傷者は多大な屈辱を味わいます。

肉体的にも精神的にもできるだけ受傷前に近づけるようケアをすることが必要です。

脊髄損傷者はベッド上での排便に慣れなければいけないと言われていますが、脊髄損傷者であってもトイレで排便することを勧めます。なぜなら排尿以上に排便をベッド上で人の手により行わなければならないのは、とてつもない恥ずかしさと屈辱を味わうからです。また側臥位よりも座位の方が便が出やすくなり、時間も短くでき、体への負担も軽くなるからです。ただしトイレに座るためのリハビリは必要になります。

排泄機能が麻痺をするため程度の差はありますが失禁が起こるので、おむつ(尿取りパッドなど)を身に着けていることが多いです。
導尿を行いやすくするためと、脊髄損傷者が使用する車椅子は体にフィットするタイプが多いため正しい座位をとるためには、身に着ける排泄用具はできるだけコンパクト(薄く)にすることをお勧めします。
またおむつ(尿取りパッドなど)やホルダー(おむつカバー)などにより褥瘡のリスクが高くなるため、自分の体に合ったおむつ(尿取りパッドなど)を選ぶことが大切です。

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脊髄損傷は他人ごとではありません。

私が関わっている脊髄損傷者は立つ歩くことを諦めずに、自宅で家族と一緒に日々リハビリを行っています。
自宅でトレーニングをするため特別な機械などは使わず、筋肉トレーニングを中心に立位をとっています。

立位をとることで内臓が正常な位置に戻り、腸が動き、消化吸収がよくなり、排泄がスムーズになります。
また足先などの抹消血管への血流がよくなるため、全身の血の巡りがよくなります。
立つことで足に負荷がかかるため、足の骨密度を保つことができます。
崩れてしまった体幹を戻すことで座位が安定するため、外出や旅行を楽しむことができます。
体感が安定すると体のバランスをとることができるため、褥瘡ができなくなります。
腸の動きがよくなるため、浣腸薬などを使わずにトイレの便器に座って短時間に排便ができます。
腹筋を鍛えるため深い呼吸をすることができるようになり、脊損腹になりません。

導尿で排尿することでカテーテルフリーになり、腎臓を守り、命を守っています。
排泄コントロールができているため、テープ止めのおむつは使わず、布パンツ(尿パッド)で生活できます。

しかし脊髄損傷者なら誰でもできるわけではありません。
本人のやる気、家族の協力、トレーニングのできる体、医師の協力など、安全に行うためには条件があります。

立つ歩くことを諦めていない脊髄損傷者は笑顔で笑い声をあげながら、自宅でトレーニングに励んでいます。
近い将来成功するである再生治療を受けるためにも、健全な体を維持していきます。
そして本人も家族も脊髄損傷を楽しんでいます。
なぜならとてつもなく貴重な体験をしているからです。

 ※ 宗教団体や怪しいグループではありません。 
    大学病院の医師や医療関係者からのご協力もいただいております。

   医学関係の学会にて発表もさせていただいております。